台湾の疾病管理部門は21日、世界初めてH6N1型鳥インフルエンザの人への感染例が発見されたと発表した。患者は台湾中部地区の20代女性で、今は完治して退院している。
台湾衛生署疾病管理局の発表によれば、レストランで働く20代の女性が肺炎で入院し、ウイルス検査で未知のA型ウイルスが検出された。遺伝子を調べたところ、初のH6N1型鳥インフルエンザウイルスの感染であると確認された。
台湾衛生署疾病管理局の楊靖慧主任は、「患者に密接に接触した36人のうち4人はインフルエンザに似た症状があったが、検査ではH6N1インフルエンザウイルスの感染は確認されていない」としている。
「中国国際放送局 日本語部」 2013年6月23日