中国ドラマは日本の風土に合わない 中国文化の広め方とは

中国ドラマは日本の風土に合わない 中国文化の広め方とは。 観光、映画、音楽、アニメ、マンガなどをはじめとする日本の文化産業の市場規模は、とっくに数十兆円に達し、その莫大さは日本の狭い国土とは大違いである。面白いことに、日本の作品には、「中国文化」を売りとした文化製品がよく登場する…

タグ: 中国,文化,作品,興行収入,ドラマ

発信時間: 2013-07-09 15:20:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

ハリウッド映画には36の形式があり、日本のアニメのヒロインの性格も31種類あると言われているが、形式が変わっても本質に変化はない。どの作品も業界の規律を守らなければ、人気は出ない。しかし、中国での「事前審査」、歴史ドラマに対する厳しい「歴史考証」、アニメに対する年齢制限などの専門外の要因は、制作の規律を圧倒する存在になっている。歴史ドラマは歴史の本ではなく、アニメは子供だけに向けた作品ではない。制作の規律を守らない文化作品は、市場で必ず失敗する。日本の「大河ドラマ」、若者向けのアニメ作品が成功した理由を、中国の同業は学ぶ必要がある。 

専門に国境はなく、世界共通だが、文化そのものが「国際化」を盲目に追求することはできない。 

「赤壁」の主題歌を担当したAlanはチベット族の女性歌手である。彼女の作品制作には、多くの日本の有名なスタッフが関わった。しかし、日本で活動した4年間でAlanが売り上げたCDはシングル15曲、わずか13万枚だった。これは成功とは言えず、彼女は最終的に日本市場を捨てて、中国に戻って活動することになった。 

成功しなかった原因は多くあるが、筆者はその一つに注目した。中国から世界に飛び出した最初のチベット族の女性歌手Alanは、「国際化」を追求しすぎた。彼女は持っていた特徴を失い、個性をなくした。どれだけ実力があっても、この基本的な欠陥を補うことはできない。「国際化」は彼女の日本での活動に影響しただけでなく、中国国内でも妨げがあった。Alanは中国人にとって覚えやすい名前ではない。 

ひたすら「国際化」に合わせようとし、激しい競争の中での特徴がなくなった。「ロード・オブ・ザ・リング」、「ドラえもん」など、世界で有名な文化作品はどれも外国人の好みに合わせて作られていない。外国人の好みに合わせた「赤壁」が、高い興行収入を得たが「ハリー・ポッター」のように超大作とならなかった理由はこれだと思う。 

国際市場で成功した中国映画は、2002年の「HERO」だろう。10年余り経った今でも、中国文化の国際化を進めるのに「HERO」はすばらしい作品だと思う。この映画の中の「琴棋書画」などの中国文化は、見どころの一つである。ストーリーに入らなくでも、雰囲気を作るすばらしい道具である。 

専門的なスタッフを動員し、最も民族的な特徴がある文化作品をつくる。これはグローバル化の時代において文化産業を推し進めるために必要な構想である。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年7月9日

 

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