日本の福井県にある恐竜博物館は8日、長崎半島西岸の約8400万年前(白亜紀後期)の三ツ瀬層から、長崎県初の肉食恐竜の歯の化石を発見したと発表した。
発見された2点の化石のうち、長さ35.4ミリ、幅26.8ミリ、厚さ11.2ミリのものは、肉食恐竜の歯の一部で、全体の大きさは約6センチだと推定されている。日本でこれまでに発掘された恐竜の歯の化石の中でも最も大きいという。もう1点の化石の大きさは長さ3.42ミリ、幅1.36ミリである。
研究員によると、この2本の歯の持ち主は全長7メートルを超える大型肉食恐竜であるとみられるが、種類までは確認できないという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月10日