夜勤シフトの女性は不妊になりやすい 英調査

夜勤シフトの女性は不妊になりやすい 英調査。

タグ: 夜勤労働,生殖能力

発信時間: 2013-07-12 16:13:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

英国のある調査によると、夜勤労働が女性の生殖能力を損なう恐れがあり、夜勤シフトで働く女性は、不妊になる確率がかなり高まるという。不妊治療の専門家は、「この調査結果は、さらなる実証を待たなければならない。妊娠・適齢期にある女性が、この調査結果だけで、夜勤シフトの仕事をすぐに辞める必要はない」との見方を示した。新民晩報が9日付英デイリーメール紙報道を引用して伝えた。

調査チームのリーダーを務めた英サウサンプトン大学小児科のLinden Stocker博士は、欧州ヒト生殖医学会議(ESHRE)で、「朝9時から夕方5時までのデイシフトだけで働く女性と比べ、夜勤シフトのみの女性の1年以内の不妊率は80%高まり、デイシフト・夜勤シフト両方で働く女性の不妊率は50%高まる」と発表した。この原因として、Stocker博士は「夜勤によって、どうしても睡眠時間が不規則になり、体内時計に乱れが生じる。体内時計は、体内のホルモン分泌、体温、血圧・心拍をコントロールする上で重要な役割を果たしている。これ以外にも、不規則な食生活や運動不足になりやすいなどの原因も考えられる」と分析した。

「人民網日本語版」2013年7月12日

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