カルチャーギャップが原因 外国人力士の日本での生活は難しい

カルチャーギャップが原因 外国人力士の日本での生活は難しい。 中国出身力士の蒼国来が先週、6勝して注目を集めた。「日刊スポーツ」などのメディアによると、蒼国来はかつて不正行為があったことを理由に解雇され、出場資格を取り消された。彼は2年半の不服申し立ての末、ようやく濡れ衣を晴らし、土俵に戻ることができた…

タグ: 外国人,力士,中国,相撲,カルチャーギャップ,モンゴル,横綱

発信時間: 2013-07-25 14:47:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国出身力士の蒼国来が先週、6勝して注目を集めた。「日刊スポーツ」などのメディアによると、蒼国来はかつて不正行為があったことを理由に解雇され、出場資格を取り消された。彼は2年半の不服申し立ての末、ようやく濡れ衣を晴らし、土俵に戻ることができた。蒼国来がこのような経験をしたことで、日本の相撲界で努力する外国出身力士に再び注目が集まっている。 

外国人力士は、相撲の技術があっても順調にいかないことがある。カルチャーギャップがあるため、彼らは大きなストレスを感じている。最も有名なモンゴル出身力士の朝青竜は長年の努力を重ね、相撲界の最高位の横綱に昇格した。そんな彼でも、相撲界の多くのしきたりに重苦しさを感じ、批判を受けた。4年前、豪放な朝青竜は優勝後にVサインをしたことから、横綱審議委員会から「謙虚でなく、品格に問題がある」と批判され、最終的に厳重警告を受けた。その後も朝青竜は相撲界と何度かいざこざを起こし、2010年に飲酒後の暴力事件によって引退した。 

朝青竜のほかにも、多くの外国出身力士がいる。力士になりたい日本の若者が減少しているためである。日本相撲協会のデータによると、現在日本では11カ国出身の外国人力士が活躍しており、モンゴル出身は最も多く28人、中国出身は3人である。また、ロシア、チェコ、ブルガリア、ハンガリーなどの国から来た力士もいる。 

彼らはみな、収入のない訓練期間を経験した後に試合に出場し、報酬を得る。力士の訓練は苦しく、成功しなければ人生は悲惨な状況になる。それでも、多くの外国人力士が日本の相撲界でがんばっている。相撲界が積極的に人材発掘を行っていることのほか、成功すると多くの収入が得られることも魅力の一つである。横綱の月給は約300万円で、大関は約220万円、最低の十両でも100万円に達する。これらの肩書きがない力士は、わずかな生活費がもらえるだけである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年7月24日

 

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