スイス金融大手のUBSはこのほど、価格と所得に関する調査報告「Prices and earnings」を発表した。報告によると、北京の住民は34分の労働でハンバーガーを1つ買うことができる。東京はわずか9分で世界最短となり、ニューヨークと香港は10分で2位につけた。
報告によると、16GBのiPhone 4Sを1台買うには、北京では184時間の労働が必要である。ニューヨークはわずか27.5時間で、同じ携帯電話を買うのに、北京の人たちはニューヨークの人たちの約6.7倍働かなければいけない。
また、労働時間と休暇の日数の比較にも注目したい。北京で働く人の年間の労働時間は1979時間(約247日)、上海は1967時間(約246日)で、休暇の日数はいずれもわずか9日と世界的にも非常に少なく、メキシコシティとバンコクより多いだけである。ヨーロッパで労働時間が最も長いジュネーブは、年間わずか1893時間(約237日)だが、休暇の日数は20日に達する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年7月26日