都市計画や建築にある不足点を挙げると、現代人の生活と行動方法が気候に与える影響を考えさせられる。暑い日差しの下、ホテルやデパート、映画館の温度は寒いほど低く、中の人間はスーツ姿だ。こうしたエネルギーの浪費や温室効果ガスの排出が逆に極端な気候をもたらしている。
「省エネ・排出削減」、「環境にやさしい外出方法」はスローガンで止まるべきではない。頻繁に起こる高温は深刻な気象災害の一つになっており、グローバルな地球温暖化などの気候変化がもたらす環境の影響は深刻になっている。気候温暖化を緩和するために、それぞれの人間の役割は小さくない。意識の向上が必要なだけでなく、習慣を作り、行動を起こす必要がある。高温の日が続くが、環境に対する注目や責任を怠ることはできない。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年8月9日