中国の芸能界で活躍している日本人俳優の矢野浩二さんは8月28日、北京金色池塘映画テレビ文化有限公司が行った「調印からの10年間」の特別イベントに出席した。
現場で、矢野さんは、十数年の中国での生活で経験した様々な苦しみと喜びを語った。また、仕事において「非常に大切な人」である楊陽さんが10年間にわたって事業と生活に協力してくれたことに感謝を表した。
矢野さんはこれまで、20本のドラマ、8本の映画に出演し、芸能界で「活躍している人」と言える。また、人気バラエティー番組「天天向上」で司会者を務め、日本人の独特なユーモアさと中国での十数年の経験を組み合わせた「矢野スタイル」で多くのファンを引きつけた。
ここ最近、「天天向上」から姿を消していた矢野さんがいつその舞台に戻るかについて、矢野さんは、「私は最近やんちゃで、よく天天向上をサボり、自分の撮影の夢を追いかけている。しかし、いつも天天兄弟(番組のほかの司会者)から呼ばれるのを待っている。兄弟たちのそばに戻る日はきっと来る」と答えた。
イベント終了後、矢野さんはチャイナネットの取材に応じた。「中国で今非常に人気がある言葉は『中国夢』だが、中国で生活する矢野さんの夢は何か」という質問に対し、矢野さんは、「私は将来のことをあまり細かく考えない。今の夢は目の前の仕事を全力でやること。中国でもっと優秀な作品に参加できるようにがんばる」と答えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月29日