スイス再保険はこのほど、発生が予想される自然災害がもたらす人と経済への被害について、日本の東京・横浜地区のリスクは世界最大だとする研究報告をまとめた。ロイター通信が伝えた。
洪水、地震、暴風雨などの自然災害が人と経済に損失を与えるリスクについて、スイス再保険は世界616都市をランキングにまとめた。自然災害の影響を受ける人口を見ると、日本の東京・横浜地区のリスクは世界で最も高い。フィリピンのマニラと中国の珠江デルタはリスクが高い地域で2位と3位に続いた。米国のロサンゼルスは、アジア以外の都市でリスクが最も高く、9位だった。
日本は環太平洋火山帯にあり、世界のマグニチュード6.0以上の地震の2割が日本で発生している。自然災害発生後に影響を受けると予想される営業日で計算すると、東京に続いて大阪・神戸地区と名古屋がそれぞれ2位と3位にランクインした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月22日