韓国メディアの報道によると、韓国は今世界で最も海外不動産市場への投資に熱い国の一つとなっている。一方で、「中国マダム」をはじめとする投資家が韓国各地を転戦して不動産を買い占めており、とりわけチェジュ島は不動産購入で永住権を獲得できるとあって、多くの中国人投資家を引き付けている。今や中国は韓国不動産市場最大の買い手となり、韓国不動産業界の不振を補填する役割を果たしている。
海外での不動産投資がヒートアップする一方で、韓国の不動産価格は10ヶ月連続で下落。しかし、「中国マダム」をはじめとする投資家が大挙して韓国に押し寄せ、冷え込んでいた不動産市場の強心剤となった。
今年の第一四半期、中国人が所有する韓国の土地面積は570.1万平方メートルとなり、欧米企業主のそれを遥かに上回った。特にチェジュ島の投資移民政策は多くの中国人購入者を魅了している。