政府機関と大型企業のネットワーク不正侵入への対応能力を高めるため、日本の総務省、防衛省など5つの政府機関は9月25日、東京で初めてサイバー攻撃防御演習を行った。日本の共同通信社が25日に伝えた。
今回の演習は、職員の個人のメールボックスにウイルスメールが送られ、システムがウイルスに感染し、内部情報が流出したことを想定して行われたもの。演習の参加者は、コンピュータを使ってウイルスに対し「不正侵入ルートの分析」、「被害の抑制」、「端末装置の隔離」などの対処を行う。演習は2日にわたる。
演習のほかに、日本は、サイバー攻撃への対応能力を高めるために米国に自衛官を派遣する計画である。共同通信社は、政府関係者の言葉を引用し、日本の小野寺五典防衛相は10月に東京でヘーゲル米国防長官と会談し、育成事業に関する文書を交わす方針だと伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月26日