ロンドンのジョンソン市長は10月15日、北京の地下鉄1号線に乗り、「人が少し多く、切符が安い」と評価した。
ジョンソン市長はイギリスの政界で人付き合いがよいことで有名だ。10月15日15時35分、経済貿易団を率いて中国を訪問したジョンソン市長は、北京の地下鉄西単駅に行き、自ら地下鉄1号線を体験した。
「北京の地下鉄はきれい」
金髪が特徴的なジョンソン市長が10月15日午後に地下鉄構内に現れると、注目が集まった。
「ずっと北京の地下鉄を体験したかった。2006年と2008年に北京を訪問した時は地下鉄に乗る機会がなかった」と、ジョンソン市長は記者に話した。
ジョンソン市長は地下鉄の環境を観察し、典型的なイギリス式の英語で「すばらしい。本当にきれい」と言った。その後、記者に切符の価格を尋ね、「一律2元」と聞くと「本当にやすい」と驚いた。
次々と質問 市長は「地下鉄専門家」
10月15日午後3時40分、ホームで列車を待っていた人は多くなかったが、車内は混雑しており、ジョンソン市長が列車に乗ると、ある乗客はすぐに彼がロンドン市長であることに気がつき、車内は沸き返った。ジョンソン市長は、「みんなを驚かせたのではないか」と不安そうに尋ねた。
地下鉄で、ジョンソン市長は責任者に多くの質問をした。北京の地下鉄1号線は1960年代に建てられたと聞いた時、「すごい」と感嘆した。