日本の一部のファッション雑誌には近ごろ、ぽっちゃり女子が登場し、ふくよかなモデルも増えている。また、日本の警察は先日、「デブ専」派遣型売春クラブを摘発した。これらから、ぽっちゃり女子が日本の社会に浸透しつつあることがわかる。なぜこのような現象が起きたか。日本の社会学専門家の谷本奈穂氏が分析した。
日本では痩せていることが美しいという考えが半世紀続き、視覚的ストレスによるものか、近ごろは健康的なふくよかな体型がはやっている。テレビ番組でも親しみやすく明るいぽっちゃりした女性タレントが人気で、ファッション雑誌はぽっちゃり女性のファッションを紹介すると売れ行きが上がる。女性たちの美意識も「太っていることは恥ずかしい」から「太っていてもかわいい」に変わっている。
最近のぽっちゃり女子はおしゃれでかわいく、男性のぽっちゃり女子に対する見方も大きく変化した。以前から男性の中には「ふくよかなが女性好き」がいたが、長期にわたって「痩せていることは美しい」という考えに押され、「実はぽっちゃり女子が好き」と公にできずにいた。 今後、ぽっちゃり女子は自信を高め、男性もオープンにそれを求め、日本は本当の「ぽっちゃり女子」の時代に入るだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月25日