五輪で中国人ゴルファーが強敵に

五輪で中国人ゴルファーが強敵に。 米メディアは10月25日、「中国のゴルフ界が急成長」と題する文章を発表。上海で開かれる2つのプロゴルフ選手権が、タイガー・ウッズなど名選手の注目を浴びていると伝えた。また、山東省でアジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権が開催されたことについて、「中国がゴルフ選手権の主催地になることは違和感を覚えるが、慣れていくしかない」と伝えた…

タグ: 中国,ゴルフ,五輪,中国人

発信時間: 2013-10-28 14:00:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

「中国人がゴルフが上手いのは、ゴルフが筋肉ではなく、頭に頼るスポーツだからだ。姚明(ヤオ・ミン)のような民族の英雄になれる確率は低いだろう。しかし、ゴルフなら、身長がどうであれ、体重がどうであれ関係ない」と朱氏。  中国のゴルフの歴史は短い。最初のゴルフ場は毛沢東時代後の1984年に登場し、その後も政治や文化、環境が変化する中発展を続けてきた。90年代初めのゴルフ場は10数ヶ所しかなく、プレーするのはいつも韓国や日本から訪れるゴルフ愛好家であった。国内のゴルファーの数は手と足で数えられると言われたほどだ。しかし今となっては、国内のゴルフ場は600ヶ所、ゴルフ人口は100万人と言われている。「中国人家庭の平均収入は2100ドルあるのに、ゴルフ1ゲームの料金は150ドル。一般家庭では富裕層のスポーツとされ、中国人はゴルフなどしようとも思わない」とある米国記者は言うが、中国人にはお金持ちが多く、彼らにとってゴルフは身分を知らしめる究極の象徴なのだ。ゴルフ場の数が少ないため、中国の中産階級層が今後さらに拡大しても、ゴルフは依然一部の人の娯楽となるだろう。中国政府も、耕地の流失と林地の退化、水源の浪費を懸念して2004年からゴルフ場建設を制限している。

しかしそれでもゴルフ界では、ゴルフが草の根のスポーツにならないとしても、中国のゴルフ場の数は最終的に1500ヶ所程度まで増えると予想されている。中国は今ゴルフが五輪の正式種目になるのを前に、青少年の育成に力を入れており、グレッグ・ノーマン氏を五輪中国チームの顧問にし、広州近辺にハイクラスの訓練場を建設するなど、ゴルフ人材の育成に向けた活発な動きが見られる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月28日

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