各国軍隊を悩ませる少子化 アジア防衛に影響

各国軍隊を悩ませる少子化 アジア防衛に影響。

タグ: 朝鮮半島,障害物,少子化

発信時間: 2013-10-31 14:49:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

現在、多く世帯が一人っ子だ。政治家や富裕層の一部で、偽造の病院証明を使うなどして子どもに兵役逃れをさせている。

韓国陸軍の徴兵期間は24か月。海軍は26か月、空軍は27か月だ。2007年、韓国政府は2014年までに各軍の徴兵期間を6か月短縮することを発表した。朴槿恵大統領は昨年の大統領選挙期間中に、陸軍の徴兵期間を18か月に短縮すると発表した。

軍の現代化を実現させるため、韓国軍は2005年に「2020年までに潜水艦を1.6倍に増強、軍用ヘリを2倍、新型戦闘機を70%増加する」と発表した。しかし、それには資金が必要だ。

韓国のみならず、台湾でも同様な問題に直面している。台湾は長い間徴兵制を採用してきたが、現在は2015年までに志願兵制に全面変更する計画を立てている。その背景にあるのも少子化だ。

1980年代、台湾では毎年40万人の子供が生まれていた。しかし今ではわずか23万人。徴兵期間はすでに2年から1年に改められている。しかし徴兵期間をさらに短縮すると、作戦の実行が困難になる。そのため、志願兵制に切り替えることにしたのだ。軍の規模も27万人から21.5万人に減少させる。しかし、募集して本当に志願兵が集まるのかという疑問を呈する人も少なくない。そのため、女性兵の比率を高めたり、外国人兵士を雇ったりすべきだとの声が上がっている。

出生率の減少により、中国でも入隊する若者が減り続けている。北京市では、入隊する世代の若者が2008年の56万人から2012年には20万人に減少した。ある軍事シンクタンクの研究員は、「少子化が進めば、軍の将来が危うくなる。非常に深刻な問題だ」と述べている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月31日

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