少女オマイラ・サンチェスの死
写真は泥沼に埋まったまま身動きが取れなくなり、首と手だけが水の上に出た状態で救助を待ち続け、3日後に息絶えていった少女オマイラ・サンチェス。1985年、コロンビアのネバド・デル・ルイス火山が噴火、大規模な泥流(ラハール)が発生し、多くの街を飲み込んだ。死者は2万5000人に上る。少女オマイラ・サンチェスの死因が寒さと乾性壊疽であったことは、政府の自然災害における救出作業が失敗であったことを浮き彫りにした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月27日