米「クリスチャン・サイエンス・モニター」の10日の報道によると、2012年の世界起業活動調査において、日本の起業活動は24ヶ国の先進国で最低水準となった。安倍首相は「起業精神」を経済改革の重要な課題としているが、この課題は経済と文化の二重の障害に阻まれいるようだ。
報道によると、2008年、東京の起業家遠藤貴子さんは新潟県の倒産寸前の米菓子工場を立て直し、昔ながらの日本の米菓・あられを新しい風味や現代的なデザインにより、若者や外国人向けにアレンジした菓子ブランド「つ・い・つ・い」を設立した。2013年、遠藤さんは「ウーマンオブザイヤー2013クリエイト部門」に輝いた。
遠藤さんは日本の“劣悪な”起業環境の中で奮闘し、大きな成果につなげたが、彼女のように結果を残せる人は日本では少ない。2012年の世界起業活動調査で、日本の起業活動の水準は24ヶ国の先進国で最下位となっている。
報道では、日本政府はこの状況の打開を表明し、経済改革の重要な内容としているものの、現在進められている政策は経済と文化の二重の障壁に直面しているとも伝えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月12日