日本のスズキ自動車は24日、新型軽SUV「ハスラー」を来年1月8日からを発売すると発表した。スズキ自動車は、この新型車が多くのユーザーに「悦びとワクワクの新体験」をもたらしてくれればと期待を寄せた。
しかし、英語圏の人々は、この「ハスラー」という名前に驚きを隠せずにいる。英語で“Hustler”は売春に顧客を集める「ポン引き」を連想させるからだ。
驚くべきネーミング
ロイターの報道を引用すると、本来この新型軽自動車は軽快感とレトロなデザインを組み合わせて懐かしさを呼び起こす新感覚の自動車であった。しかし、“Hustler”よいう名前は雑誌『Playboy』と同じく米国で有名な成人男性向け雑誌「Hustler」、あるいは金を集めて私服を肥やす地下産業を連想させる。
現在スズキ自動車は「ハスラー」の英語の解釈についてのコメントは発表していない。
笑い話続出
ロイターによると、日本の自動車メーカーは車名を考える際英語から引用することが多いが、英語の意味を正しく理解できておらず笑い話になることがしばしばある。ダイハツ自動車が2000年に発売した新型車の名前の英語の意味は「裸」で、スズキ自動車が1983年に発売した新型車は「オオツノ羊」だった。
英語だけではない。マツダ自動車はかつてスペイン語で「娼婦」を意味する“Laputa”を発売したことがあり、三菱自動車もスペイン語で「自慰」を意味る“Montero”を発売していた。