こうして、それまで「俺がお前を養ってやっているんだ」と言わんばかりに威張っていた主人も、退職後は妻に「見捨てられてしまう」可能性を孕むようになったわけだ。
退職後、仮に妻に「見捨てられた」夫の余生は非常に悲しいものがある。かつては、仕事を済ませ帰宅し、かばんを妻に手渡してソファーでテレビを見ていれば、妻が夕飯を出し、身の回りのこともすべて妻がやってくれた。そのため、自分には一切自分で自分の世話をする能力がなく、妻に「見捨てられた」暁には、半生が過ぎてから洗濯機や炊飯器の使い方を学ばなければならなくなる。しかも、子どもは独立し、回りには声をかけてくれる人さえいない。それに加えて、それまで仕事に追われて趣味や友人との交際にかけた時間はないため、妻が離れてしまうと後は孤独で寂しい余生を過ごすことになるのだ。
当然、日本の男性たちは上述のような状況だけは避けたいと皆危機感を抱く。そうした思いが、近年大きな人気を集めている民間団体「全国亭主関白協会」に体現された。同協会は、「ありがとうをためらわずに言おう」、「ごめんなさいを恐れずに言おう」、「愛してるを照れずに言おう」という「愛の三原則」を掲げ、日本の主人たちは生き残りをかけた「懐柔策」で意識改革に奮闘している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月7日
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