基準値100万倍超の農薬汚染食品に日本が悲鳴 被害者続出

基準値100万倍超の農薬汚染食品に日本が悲鳴 被害者続出。 日本で食の安全問題がまたもスキャンダルになっている。ある大手食品会社の冷凍食品から基準値を大きく上回る農薬が検出されたのだ…

タグ: 日本,安全,食品,農薬

発信時間: 2014-01-08 13:45:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

マラチオンは害虫の神経細胞を破壊する殺虫剤の一種で、警察は農薬の混入ルートを調べている。「読売新聞」の7日の報道によると、アクリフーズ社は「コロッケから検出された農薬の濃度はまばらで、濃度はコロッケ内部より衣の方が高いことから、何者かが出荷前に故意に農薬を混入した可能性が高い」と発表している。また、同報道は群馬の経済に与える影響も指摘している。報道によると、同工場に勤める従業員約300人は、約8割が契約社員などの非正規社員で、原因が特定されるまでは生産再開の見通しが立たないため、従業員は事態の長期化を懸念している。

「環球時報」の調べでは、2013年11月頃からすでに消費者から「石油のような悪臭がする」などの苦情がアクリフーズ社に寄せられていた。同社が返品された食品を検査したところ、翌月27日に一部の食品にマラチオンが検出され、生産停止と自主回収を発表した。「朝日新聞」などのメディアはこの一連のニュースの報道を行っていたが、事件発生当初はまだ大きな注目を集めるには至らなかった。しかし、年が明け、健康被害を訴える人の数が増えたことで、この事件は一気に新年最も話題の社会ニュースとなり、多くのメディアに取り上げられるようになった。

近年日本では立て続けに食の安全に関する不祥事が起きている。2011年2月、ある焼肉チェーン店が提供する牛肉を食べた客5人が死亡、181人が食中毒になるという事件が起きた。この焼肉店は倒産し、2年経った今でも被害者への賠償は済んでいない。

「環球時報」の記者が7日、日本で街頭インタビューを行ったところ、皆原因が究明されるまでは冷凍食品を買わないと話していた。また、「日本の食品には信頼を寄せていたが、最近は段々安心できなくなってきた」、「食品業界の方には真剣に仕事に取り組んでもらい、安心して食事ができるようにしてもらいたい」、「新年なのに悪いニュースが本当に多い。日本はどうしたの?」など、市民からは不安の声が多く聞かれた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月8日

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