365枚の北京市上空の写真を見せる鄒毅さん。
北京テレビ局の近くに住む鄒毅さんは、昨年1月27日から毎日、北京テレビ局の建物を背景に同じ写真を撮り続け、「ミニブログ」と「WeChat」に掲載、北京の1年間の天気を記録した。鄒毅さんはこの365枚の写真を「一目瞭然」と題し、分かりやすく、直観的に人々に環境保護の意識向上を呼びかけた。
彼は写真で北京の天気の移り変わりを記録した。「最初は職業柄環境問題に関心を持つようになりました。この10年、資源投資関連の仕事をしており、アフリカで視察した際に、エネルギー構造の最適化と環境保護問題はもっと重視されるべきだと気づいたのです。その後、中国の環境保護の現状に強い関心を抱くようになりました。小さな行動ではありますが、多くの人に環境保護の重要性を理解してもらいたい」と語る。
北京市環境保護局が発表したデータによると、2013年北京市の空気の質が「優良」を示す1級もしくは2級であった日は176日で、年間の48.2%占め、鄒毅さんの記録とほぼ一致していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月27日