米国の市場調査会社のIDCが27日に発表したデータによると、2013年の世界スマホ出荷台数が初めて10億台を突破した。出荷台数はサムスンが1位、アップルが2位をキープし、中国のファーウェイがその後に続き、レノボは5位につけた。4位は韓国のLGとなった。
IDCによると、2013年の世界スマホメーカーの出荷台数は、前年比38.4%増の10億420万台に達し、同社の10億1000万台という予想とほぼ合致した。すべての携帯電話の出荷台数のうち、スマホの比率は55.1%に達した。
ファーウェイ、米国でMate2を発表
IDCは特に、「ファーウェイが3位をキープし、2013年の出荷台数は前年比で67.5%と大幅に増加した。この増加率は、大手各社の中で最高となった。レノボは米国・欧州市場に進出していないが、5位の座を獲得した。レノボが先進国市場に入れば、3位の地位に上り詰める可能性がある」と強調した。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アップルは27日に、市場予想を下回る2014年度第1四半期(昨年10−12月)決算報告を発表した。アップルの同期のiPhone販売台数は5100万台で、四半期ベースの販売記録を更新したが、同紙の予想には及ばなかった。これに伴い、アップルの株価が7.7%安の508.38ドルに低下した。同紙は、「モバイル端末の競争の激化が、iPhoneとiPadの販売増によるプラスの影響を相殺した」と指摘した。アップルが2007年のiPhone、2010年のiPadのような製品の新しい類別を構築し、製品イノベーションの成功を示せるかについては疑問視されている。USAトゥデイは27日、「アップルのiPhoneによる業績成長は、すぐに終点に達する可能性がある」と報じた。
チャイナ・モバイルは先ほど、iPhoneの販売を開始した。ブルームバーグは、「中国市場はアップルの未来の中枢になる」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月30日