「幽霊探知機」アプリが人気 背後に「負け組経済」効果

「幽霊探知機」アプリが人気 背後に「負け組経済」効果。 最近、「幽霊探知器」というおどろおどろしい名前の携帯用娯楽アプリが、サラリーマンの間で大ブームとなっている。携帯のカメラを使って「幽霊」をキャッチすることができるというこのアプリをめぐって、スマホ用チャットアプリの「微信(WeChat)」の「友達圏」には、膨大な数のコメントが寄せられている…

タグ: 幽霊,探知,アプリ

発信時間: 2014-03-04 15:57:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

最近、「幽霊探知器」というおどろおどろしい名前の携帯用娯楽アプリが、サラリーマンの間で大ブームとなっている。携帯のカメラを使って「幽霊」をキャッチすることができるというこのアプリをめぐって、スマホ用チャットアプリの「微信(WeChat)」の「友達圏」には、膨大な数のコメントが寄せられている。ネットユーザ―「竜児格格」さんは、「誰もがこのアプリで遊んでいる。家の中で200以上の幽霊の姿を撮った女の子もいて、思わず、大勢の幽霊が踊る仮面舞踏会の一幕を思い浮かべてしまった」と書き込んだ。「竜児格格」さんのほかにも、探し出した幽霊の写真をネット上に公開する人もいた。瀋陽晩報が伝えた。

アプリ開発チームは、ソフトウェアダウンロード時の注意として、「このアプリはあくまでも娯楽目的のものです」と明記しているが、「心底恐く感じた」と公言するネットユーザーがいたことも確かだ。また、人気アプリのバイタル(口込み式)マーケティングや背後に潜む「屌糸(負け組:貧乏で不細工でモテない男性)経済」は、専門家たちにとって格好の話題となっている。

○サラリーマンの間で大ヒット

 

ネットユーザ―「白小姐」さんは、微博の友達圏で「韓国ドラマ『星から来たあなた』を観賞する私の横で、夫は『幽霊探し』に夢中。9歳の幽霊だけが、とてもすばしっこくて捉えられない。。。」と、「人気韓国ドラマ」と「幽霊探知アプリ」という2つのホットな話題について投稿した。

「白小姐」さんは、家で探し出した「幽霊」の写真を公開した。携帯の画面には、人間の形をした、グレーがかった黒い物体が映っている。画面の右上には、ゴーストのタイプ、年齢、周波数などの情報が表示されている。「幽霊」の部類に入るそのゴーストは、年齢223歳、周波数は0.2352とのことだ。

アプリ開発チームは、「幽霊探知機」アプリの公式ダウンロードページで、「超自然的現象は、科学的な裏づけによるものではなく、このプログラムはあくまでも『娯楽』目的のもの」と明確に示している。それでもなお、「心底驚き、恐怖を感じた」とコメントするネットユーザーもいる。「雯雯」さん(女性)は、「周りの友達の多くが、『幽霊探し』で遊んでいる。私もソフトをダウンロードして、金曜の夜、一人で家にいる時に試してみると、一枚の映像をキャッチした。その晩は、怖くてなかなか寝つけなかった。ただの遊びだと分かっていても、つい様々な想像が頭の中を駆け巡った」と話した。

 

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