うわさ
見かけに力を入れる指導者たち
世界の首脳や政治家の多くが中高年であり、そのうえ、国の管理の任務は重いため、多くの政治家が2~3年後には就任時よりだいぶ老けている。
よいイメージを保つため、多くの指導者は見た目に気遣い、整形する人までいる。
イタリアのベルルスコーニ前首相 全身整形
イタリアのベルルスコーニ前首相は整形したとして有名で、彼自身も「きれいにすることは政治家の責任」とありのままに話したほどである。整形前のベルルスコーニ前首相は身長わずか168センチで頭は禿げ、目はたるみ、おなかは出ているという姿だった。
自分を「きれいにする」ため、彼は1990年代に整形し始め、70歳になるまで、目袋除去、脂肪吸引、身長を伸ばす、皮を引っ張る、植毛、あごと顔の骨格移植など頭の先から足の先まで手術した。
ブラジルのルセフ大統領 顔整形で女性らしく
ブラジルは整形大国である。ブラジル初の女性大統領のルセフ氏は、率直に発言する個性さがあると言われているが、「女性としての魅力に欠ける」と批判されたことがある。報道によると、ルセフ氏は大統領になるため、自分のイメージをやわらかくし、女性らしさを出す努力をし、コンタクトレンズにして髪型を変えた。そのほか、あるメディアは、ルセフ大統領は顔全体を引き上げる手術をし、しわをなくすボツリヌス菌を注射し、さらに歯の美容も行ったと推測。一連の「顔を変える努力」を通して、ルセフ大統領のイメージは親しみやすく穏やかになった。
「ボトックス女王」アルゼンチンのクリスティーナ大統領 鼻を整形
アルゼンチンの美人女性大統領のクリスティーナ氏はイメージに気をつけており、服装やケアにこだわり、政治ライバルから「ボトックス女王」とも言われた。ある整形医によると、クリスティーナ大統領はかなり前に鼻の整形をしている。そのほか、彼女の顔がややこわばっているのはボツリヌス菌を注射したためと見られる。しかし、クリスティーナ大統領は整形を否定し、髪を染めたことしかないと話している。
韓国の朴槿恵大統領 顔の手術
62歳の韓国の朴槿恵大統領は顔の手術をしたことがあり、顔色がよく、肌がつやつやし、同年齢の女性より若く見える。さらに、韓国は整形大国であることから、整形がしょっちゅうささやかれている。
韓国の大統領官邸の青瓦台は2013年11月、朴槿恵大統領が閣僚と会議するときの多くの写真を公開した。韓国メディアは、朴槿恵大統領の一重まぶたが二重まぶたになっていることに気がつき、整形疑惑が沸き起こった。幹部は、「大統領は公務が忙しく疲れているため、奥二重がくっきりした二重になっただけだ」とすぐに否定した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年4月22日