海外の教育と何が違うの? 規則を教える日本の保育園

海外の教育と何が違うの? 規則を教える日本の保育園。 中国国内とは異なる教育を子どもに受けさせようと、中国には大金を叩いて投資をし、家を買い、ひいては移民まで考慮に入れ海外に暮らす親がいる。中国の学校は海外とどんな点が違うのか。新華社の駐東京記者が、自身の日本での体験をレポートした…

タグ: 日本,保育園,教育

発信時間: 2014-05-20 16:34:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国内とは異なる教育を子どもに受けさせようと、中国には大金を叩いて投資をし、家を買い、ひいては移民まで考慮に入れ海外に暮らす親がいる。中国の学校は海外とどんな点が違うのか。新華社の駐東京記者が、自身の日本での体験をレポートした。新華網が伝えた。

 

規則を教える日本の保育園

 

先日、自転車の運転を覚えた5歳になる娘と街へ出かけた。住宅地の十字路まで出たとき、娘は私が何も言わずともさっと自転車を止め、左右を見渡し、車が来ないことを確認してから再びこぎだしたではないか。 

私は不思議に思い、誰に教わったのか聞いてみた。「お巡りさんだよ」と娘は言う。詳しく聞いてみると、どうやら警察官が保育園に交通安全指導に来ていたようだ。

「お巡りさんは何を教えてくれたの?」(私)

「道路でボールを追いかけてはだめ。道を渡るときに信号が点滅したら、真ん中まで来ていれば速足で渡り、真ん中まで行っていなければ戻るの。」

娘は真剣な眼差しでそう教えてくれた。娘が東京の保育園に通い始めて3年が経つ。ときおり「日本の保育園で何を学んでいるのか」と尋ねられることがあるが、以前ふと浮かんでいたのは何の知識も学ばず一日中遊んでいる子どもの様子だった。しかし、子どもが知らず知らずのうちに色々なこと規則正しく行動するようになっているのを見ると、どうやら多くのことを学んでいるようである。娘が保育園から帰ってきて一日のスケジュールを聞くようにすると、警察官や消防士、医者など様々な分野の専門家が訪園し、子どもたちは安全知識を身につけているということを知った。

日本では幼稚園と保育園の区別がある。公立を例に挙げると、幼稚園は文部科学省の管轄下にあり、3歳から就学前の児童を預かり、文字の指導といったカリキュラムがある。これは中国国内のそれと類似している。一方保育園は、0歳から預けることが可能で、厚生労働省が管轄している。主に夫婦共働きの家庭をサポートするためのものだが、教育機関的機能も果たす。

私の娘が通う保育園を例に挙げると、ここではより「教育」面を重視しており、特に身体能力、児童の人格形成、集団意識、伝統文化や風習(七夕、敬老の日、こどもの日など)、屋外運動及び前述の社会規則や基本的なマナーを身につけることに力を入れている。また、日本の特殊な風土から、地震対策訓練、防災訓練は毎年行われている。そのため娘も地震発生時は驚くべき冷静さを見せる。

日本の新学年は4月始まり。先週、娘も保育園で一番上の5歳班に上がった。保育園では保護者会が開かれ、新学年の主な活動と「教育目標」が説明された。直感的な理解を得られるようにと、保育園は「年間目標」を立てた。

「自分で行動する能力、良好な生活習慣を身に付け、小学校入学に備える」

「他人と交流することを学び、相手を労わる心を養う」

「遊びの経験を通じ、努力によってもたらされる達成感と満足感を体感し、自信をつける」

「様々な食材と調理方法に触れ、味と飲食に興味を抱き、栄養バランスが健康に必要不可欠であることを知る」

「自然と触れ合い、好奇心や冒険心をもち・・・・」

こうした項目に加えて5歳班から公益精神や責任感を培うという。新学年に上がってから、5歳班の子どもたちは毎朝二人一組で当番が回ってきて、全保育園児の出欠と昼食の数を確認し、園長に報告するというもの。 

当番に当たった子どもは遅刻が許されない。さもなくば統計に支障がでて、食事の準備にまで影響がでる。責任感が芽生えたのか、娘は当番が回ってくる前の日の夜には、必ず翌日早目に起こすよう私に催促する。

これも保育園教育の目標が形となって表れた例の一つなのだろう。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月20日

 

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