夏は海外旅行シーズン。主な観光大国の一つであるアメリカには、入国時に所持品に関する様々な規定があり、把握しておかないとトラブルにつながりかねない。今日はアメリカに持ち込めない10種の食品類を紹介しよう。これらの食品は絶対に持っては入国できないので要注意。中国新聞網が伝えた。
1. 河豚
河豚の皮膚や器官には「河豚毒素」といわれる有毒化学物質がある。適切に調理せずに摂取すれば麻痺、ひいては窒息死してしまうため、日本では専門知識と資格をもった調理師のみが購入できるようになっている。
2. メヌケ
美味ではあるが絶滅危惧種に指定されているため、アメリカとフランスは持ち込みを禁止している。バスのような珍しい魚の持ち込みも許可が必要。
3. 馬肉
アメリカでは馬肉を食べることは合法とされているが、馬肉を得るための馬殺戮行為は違法となる。アメリカ議会は2010年に馬の屠殺を全面禁止している。
4. 白鳥
この優雅な鳥はアメリカでもイギリスでも絶滅危惧種に指定されているため、白鳥猟は王室の人間のみとされている。しかし、この理不尽な決まりを良く思わない人は当然多い。
5. フカヒレ
サメの鰭だけを食用として切り取り、身体は海に捨てるという方法は非常に野蛮であるため、アメリカでは違法とされている。フカヒレ好きのアジア人は特に要注意。アメリカの友人にフカヒレを・・・、などという考えは絶対に起こさないでもらいたい。
6. コンク貝
カリブ海の巨大螺コンク貝は、過度な捕獲が原因で数が激減し、現在アメリカでは食用禁止となっている。実はコンク貝の食感はエスカルゴに及ばないものの、稀少なるがゆえに求める人は多い。