1.米国のゴミ袋
筆者は前回訪米した際に、友人の家に宿泊した。台所で使用されていたゴミ袋は紐付きで、引っ張ると口を閉じることができる。こうすればゴミが溢れ出すことはなく、ゴミ袋に穴が開くこともない。このゴミ袋は日本でも販売されている。
2.親切な人々
保護者が子供を抱いて、エスカレーターのない地下鉄に入るのは大変なことだ。しかしニューヨークの地下鉄では、誰かが子供を抱っこしていると、積極的にベビーカーを押してくれる人が多い。ニューヨーカーだけではなく、西海岸の人はみんなそうだ。日本ならば、多くの人は子供を抱きながらベビーカーを押し、苦しんでいる母親や父親を見て見ぬふりするだろう。
またサンディエゴを散歩していた時に、2人の浮浪者が口論をしていたが、歩行者が仲裁に入った。日本ならばこうする人は絶対にいなく、警察に通報するだけだろう。日本は確かに、米国の他者をいたわる文化に学ぶべきだと思う。
3.お持ち帰りのサービス
米国では、店員が残った料理を持ち帰るかと聞いてくる。これは少食の日本人にとっては、行き届いたサービスだ。日本では、こうする人はいない。持ち帰りを要求すれば、変な目で見られるだろう。この飲食文化も、日本にとって学ぶ価値がある。
4.飲み放題
米国のファーストフード店は飲み物の種類が豊富で、十分飲み食いした後にもう一杯注文し、持ち帰ることができる。日本では、飲み放題のサービスを提供するレストランは少なく、ファミレスにしかない。マクドナルドのようなファーストフード店が、飲み放題を提供することはない。
5.クレジットカードの活用
米国では、どこで消費をする場合もクレジットカードで決済できる。外食、ショッピング、タクシーに使用でき、非常に便利だ。財布に重くてかさばる硬貨と現金を詰め込む必要はない。日本ではごく一部の商店とレストランでしか使用できず、多くの店は1000円以下の商品のクレジットカード決済を嫌がるほどだ。
6.プールがたくさん
米国にいると、どこにでもプールがあるような印象を受ける。どんなに安価なホテルでも、プールを設置しているからだ。筆者はプールがそれほど好きではないが、保護者は中で子供と遊び、暑い夏を乗り切ることができる。日本の場合は土地不足で、多くのプールを設置する余裕がない。
7.安価な衣料品
口にしたくはないが、筆者のような1メートル66センチしかない「チビ」に合う服は、米国ではなかなか見つからない。筆者は子供服店で、Tシャツと短パンを購入した。米国の子供服は大人用より安く、お得だ。多くの日本人観光客が、米国で子供服を買っているという。
8.トイレの紙
米国のトイレには手を拭く紙が設置されており、手を洗った後に乾かすのに便利だ。また多くの場合は専用の装置がセットされており、紙が取りやすく配慮が行き届いている。日本のトイレにも紙があるが、多くのレストランはハンドドライヤーしか設置していない(何も設置されていない店も)。
同記者は上述した9つの点の他に、「米国の浜辺のマナーも日本より良い。日本人は浜辺で音楽を流し酒を飲みたがり、騒音が発生する。米国では誰もが静かに酒を飲む」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月15日