不幸せな日本の若者、その原因は?

不幸せな日本の若者、その原因は?。

タグ: 高齢者 若者,幸福度,青少年,教育

発信時間: 2014-08-23 09:37:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「あなたは幸せですか?」これは中国中央電視台(CCTV)が2013年に実施した調査の設問だ。このシンプルな設問は、夢の階段を登ろうとする多くの人に、「幸福はどこにあるのか」と溜息をつかせた。この競争とチャレンジに満ちた時代において、本来ならば活力あふれる日本の若い世代の幸福度が、大きく低下し始めている。日本新華僑報網が伝えた。

厚生労働省が20−89歳の男女を対象に調査を実施したところ、高齢者よりも若い世代の「幸福度」が低いことが分かった。

厚生労働省はオンライン調査を実施し、全国20−89歳の男女5000人の回答を集めた。自分がどれほど幸せであるかを示す幸福度は、平均6.38点(10点満点)となった。年齢別に見ると、65歳以上が6.92点、40−64歳が6.25点、20−39歳が6.03点で、若いほど幸福度が低くなっている。性別でも差があり、女性は6.62点、男性は6.12点となった。

それでは、日本の若者は何に幸福感を奪われているのだろうか?

まずは、仕事のプレッシャーだ。仕事は生活の大部分の時間を占め、若者の幸福度を下げている。調査によると、不安とストレスの原因に関する設問で、20−64歳の在職中の男性の半数弱が「仕事」、3割が「職場の人付き合い」と回答し、女性の比率を上回った。仕事と職場の人付き合いに悩んでいる人の幸福度は、平均5.79点となった。日本企業の厳しい上下関係により、上司は部下に絶対的な権威を持っており、若い社員に対する「パワハラ」が普遍的な現象になっている。このようなプレッシャーは、想像に難くない。

次に、日本の若者は「生きる価値と未来」について迷い、苦悩している。調査によると、20−39歳の回答者が最も苦悩しているのは「生きる価値と未来」で、50.8%を占めた。日本企業は細かく分業されており、多くの社員は歯車のように同じ仕事を何年も続けている。こうして若者は、自身の価値を見出だせなくなっている。日本能率協会は、1000人の社員を対象とする調査を実施した。そのうち「仕事の価値を感じられない」と回答した人の比率は、41.6%に達した。年齢別に見ると、30代の労働者は46.6%、40代は45.2%に達し、その他の年齢層を4−5%上回った。また30代の労働者のうち、「現在の仕事では自分の能力を十分に発揮できない」と回答した人の比率は46.2%、40代は51.5%に達した。日本の若者が仕事から人生の価値を見出し難いことが分かる。

それから、日本の若者は意識が保守的で、自信が不足している。内閣府が7カ国(日本、韓国、米国、英国、ドイツ、フランス、スウェーデン)の13−29歳の男女1000人を対象に実施した調査によると、日本の若者は自分に対する評価が低く、未来を悲観している。「自分に満足している」の比率が最も高かったのは米国(86.0%)で、日本は45.8%のみだった。「自分には長所がある」の比率が最も低かったのも日本で、68.9%のみだった。日本の若者は中国などの国と比べ、海外進出に消極的で、新鮮な出来事と挑戦を受け入れようとしない傾向がある。

日本政府は青少年の教育を非常に重視しているが、それとは対照的に、若者が自身の能力を十分に発揮できる体制を整えていない。多くの若者は年功序列制により、勤勉だが想像力のない歯車になり、年老いるまで働くことになる。長期的に見ると、これは日本のイノベーションと発展に大きな悪影響を及ぼす。若者が価値を発揮できる体制をいかに構築するかは、日本政府が検討すべき課題となっている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月23日

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