ロシアメディアの報道によると、ロシアの調査船「フリュスチン博士」は25日に専門家を乗せてウラジオストクを出発し、福島第一原発事故後の影響を調べるため日本海に向かった。
調査隊の責任者、国立海洋学研究所主任研究員ユーリイ・ルキヤノフ氏は、「調査は2011年、12年に続き、福島第一原発事故以来3度目となる。これまでと同様、原発事故の影響が懸念される海域の放射線状況のモニタリングを実施する」と述べた。
今回の調査はロシア地理学会の指導の下、28日に渡り実施される。
2011年3月11日、日本の東北地方に位置する福島第一原発で、強震による事故が発生した。これはチェルノブイリ事故に続く、最大規模の放射性物質漏出事故だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月26日