四川省旅行局のカク康理(カクはおおざとへんに赤)局長はインタビューに応じた際に、「観光業の発展はより広い範囲の資源統合に影響しうる。大峨眉国際観光目的地を提唱するのは、目的地というシステムに関する思想によるものだ。四川省の観光業の発展は、複数の目的地を同時に推薦してはならない。国際観光目的地の建設は、世界的に影響力のあるブランドの下、地域内の観光資源を統合し、観光産業を発展させなければならない」と指摘した。
カク局長は、「四川省は現在、大九寨環線、大成都、大峨眉、大シャングリラなどの、いくつかの目的地に分かれている。目的地というシステムの下、峨眉山などの「大峨眉国際旅行目的地」を建設すれば、これは世界クラスの目的地になる。この目的地は世界の自然遺産・文化遺産を兼ね備え、すでに理想的な発展の基盤を持ち、中国全土と世界で影響力を持っている。このような目的地を建設し、影響力を拡大するならば、周辺の観光資源を統合し、その範囲も拡大するだろう」と述べた。
カク局長は四川国際観光交易博覧会の発展について、「四川省のみならず、西部、中国、さらには世界の観光業界の取引の場を目指す。このような場を通じて、海外のバイヤーを目的地に招くことができる。バイヤーは旅行商品の中身を自ら感知し、体験し、売り手と買い手のマンツーマンの交渉・商談・協力が実現される。これは第1回四川国際旅行交易博覧会の最大の特色と見どころだ」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月10日