「ネットワーク共有・共同管理」のネットワーク管理方法は、第1回世界インターネット大会での最大の話題の1つである。世界各国はどのようにインターネットを管理しているのだろうか。
米国、イギリス:ソーシャルネットワーク、掲示板を厳しく管理 テロに「NO」!
米国メディアの報道によると、2010年6月、米国土安全保障省の各地の指揮センターはプロジェクト「ソーシャルネットワーク・メディア能力」を開始した。掲示板、ブログなどを常に監視し、多くの有名ソーシャルメディアおよび人気のブログが監視対象リストに入っている。
イギリスの警察と情報機関は、特定の状況下で通信データを獲得し、重大犯罪とテロ事件を調査し、市民の安全を確保することができる。新しい法律は、調査できるようにするため、ソーシャルネットワークにユーザーの関連情報の記録を残すよう定めている。
ドイツ:欧洲で独立したインターネットの構築を検討
ドイツのメルケル首相は2014年2月、欧州で独立した通信ネットワークを作り、欧州の国同士のメールとデータが米国を通らないようにするよう提案した。
ロシア 有名ブロガーを記者の基準で管理
2014年8月1日、ロシアのブログに関する新しい法律が正式に施行された。1日の訪問者が3000人を超えるブログの主を「有名ブロガー」と認定し、ロシア通信、情報技術、マスメディア監督局の監督リストに入れた。また、「有名ブロガー」と認定されたブログ主はメディアの記者と同じとみなされ、ロシアのマスメディアに関する規定を守らなければいけない。