【罰金が重い】
日本で駐車違反の罰金は重い。30分以上の駐車違反をすると、場所によって異なるが一般には1万5000円の罰金が科せられる。レッカー車などで移動されれば、さらに3万円の移動費用と保管費用が加算され、駐車違反の罰金負担はかなりの額になる。
2006年6月からは、駐車監視員の制度も導入された。運転席にドライバーがいない路上駐車の車は、その時点で違反の対象となった。緑色の制服を着た二人づれの専門の駐車監視員が、カメラとノートパソコンをぶら下げて市内を巡回。違法駐車を見つけたら、即1万5000円の罰金シールを張る。
こうした罰金制度のため、東京の道路は北京のように道が広くないものの、車はたいていスムーズに通行することができ、あまり渋滞もない。また極端に細い路地などは一方通行となっている。