2014年の北京における平日1日当たりの平均渋滞時間は1時間55分(115分)であった。これは13年とほぼ横ばいで、この4年間で初めて増加が止まった。昨日、市の交通委員会が発表した交通渋滞の緩和に関する報告書によると、2014年のエコ交通(環境配慮型の交通)指数は48%から70%まで上昇、交通渋滞指数は全10ランク中に6ランクと軽度の渋滞の範囲に納まった。
またこの報告書と同時に、「北京市交通発展綱領2004~2020」(2003年制定)の改訂版である「同2015~2030」版も発表された。当時、わが国で始めてこの交通白書において「公共交通機関の優先的発展」という目標を打ち出され、北京における近代化公共交通機関の発展理論が大きな進展を果たした。このほか、今年は交通渋滞の緩和に関する新たな対策が打ち出され、100のプロジェクトがスタートすることも示された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年1月31日