海外運転免許の取得、チャレンジにはお金と時間のご用意を

海外運転免許の取得、チャレンジにはお金と時間のご用意を。 成都の朱さん(女性)は、海外運転免許を取ろうとしてチャレンジ。しかし試験が難しく、受かるまでには試験を19回も受け、お金も全部で1万3000元かかったと教えてくれた…

タグ: 海外 運転免許 取得 お金 時間

発信時間: 2015-04-24 10:29:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

【4年間】 

オーストラリアでは正式な免許を取得するまでに少なくとも4年かかる。まずは視力検査と学科試験を受ける(L免許)。次に運転練習を120時間(夜間20時間を含む)をこなす。L免許を取得して1年たてば、路上運転試験を申し込むことができる(赤のP免許)。しかし路上試験は1時間という長時間で、途中でミスする確率が極めて高い。

赤のP免許取得後、違反行為がなければ、道路危険試験の受験資格が得られる。それに合格すると、緑のP免許、すなわち「仮免許」がもらえる。仮免許の有効期限は30ヶ月で制限速度は時速100キロ。仮免許を取得して24ヶ月たつと、最終試験の受験資格を得る。それに合格すると晴れて「正式な運転免許」となる。都合4年間である。

【路上練習】 

中国にはたいてい路上運転の専門練習コースがある。しかし外国では一般道を使うケースがある。ドイツがそうである。学科試験に受かるとすぐに一般道での練習に出される。 

スイスは地形が複雑で、道路標識もとても多くて複雑である。しかしスイスの自動車訓練所ではルールの丸暗記はさせない。「習うより慣れろ」の方式で運転をマスターさせていく。

【路上試験注意事項】 

シンガポールの路上試験の試験官は警官である。その警官は試験中にとても親しみやすく話しかけてくる。しかし油断をしてはならない。相手のペースで話していると、車を降りたあと「運転中は会話禁止。不合格」との通知が返ってくることになる。 

英国ではエンスト2回で不合格である。日本の路上試験も合格するのが難しい。中国人留学生の李さんは5回挑戦したが、いまだに合格できない。「細かなことに全部気をつけなければ」ならない。試験官の目はとても厳しいので、合格は至難の業だ」と話す。彼の友人も13回受けているという。たいていの人は20~30回受けてようやく合格できるとのことだ。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月24日

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