日本電機大手パナソニックは、「スマート」な家具を2020年東京五輪でPRする計画を打ち出した。これらの家具は調理人を必要とせず、スマートなキッチンさえあれば、色も味も良い料理を作ることができる。新時代の鏡も摩訶不思議な能力をつけ、髪型や化粧の指導をするほか、顔を見ることで健康診断を行ってくれる。シンガポール華字紙『聯合早報』が伝えた。
日本政府は東京五輪で世界に新テクノロジーをPRしようとしている。パナソニックは東京五輪の最大のスポンサー企業で、一連のハイテク家具・デバイスのPRに向け準備を整え、五輪を観戦する世界各国の観衆にサプライズをもたらそうとしている。
同社は東京に集まった記者団に対して、主人と対話できるキッチン、リビング、寝室を公開した。これらの頭がよくデザイン性も優れた家具はネット接続可能で、声を聞き分けることができる。口を開き会話すれば、家事を担わせることも可能だ。担当者は、「テレビ番組の選択やタクシーも一声で可能になる。郊外を旅行する場合ならば、リビングの設備は指示を受けると、目的地の旅館の空室状況、天気予報、付近の渋滞状況など必要な情報を収集する」と説明した。
このシステムの発明により、日本の各業界はより緊密な交流が可能になる見通しだ。
スマートルームの寝室に入り、鏡の前に立つと、鏡は医療データバンクに変わり、心拍数・血圧・体重・体脂肪データを表示する。異常が見つかれば、信号を出す。この鏡は女性の美容師になり、高画質カメラを使い肌の色を見分け、スキンケアグッズ・化粧品の選択を手伝ってくれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月24日