「韓国は早くても5月2日からのツアー旅行、日本のツアーは5月末しか残っていない」――5月1日からの連休中に旅行を予定していた市民の鄒雨さんは、複数の旅行会社を回ったが、断られてしまった。多くのツアー旅行と自由旅行の募集が早くも終了したからだ。
記者が19日に複数の旅行会社・旅行情報サイトを調べたところ、5月1日からの連休中に、多くの市民は海外旅行を計画している。春節(旧正月)の長期連休に続き、韓国、日本、タイなどが再び北京や全国各地の観光客を迎えようとしている。
オンライン旅行会社・携程旅行網の関係者は、「人気のある国と地域のツアー旅行、自由旅行の参加者は1万人以上に達する。今年の5月1日からの連休中、中国の海外旅行・消費ブームのけん引、およびビザ発給要件緩和、国際便の増加、コストパフォーマンスの改善、為替相場などの刺激により、海外旅行者数が爆発的に増加する可能性がある」と分析した。
韓国のマルチビザ有効期間は5年に延長された。また発給対象範囲も広がり、12の条件のいずれか一つでも満たせば申請可能となった。この措置により、海外旅行先として注目を集めていた韓国の人気がさらに高まる見通しだ。韓国以外にも、タイや日本の人気も高い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月26日