海外旅行に出かけるときには、旅行の準備だけでなくチップの相場も心得ておく必要がある。米ヤフーはこのほどアジアの観光地のチップ事情を調査した。旅行通になるには、知っておかなければならない情報だ。
バリ島
インドネシアのレストランやホテルではサービス料がとられる。現地の人はレストランで食事をするとき、ボーイやウェイトレスにたいてい500~5000ルピアを渡す。
ブータン
いいサービスのレストランだと感じたら、2~5%のサービス料を支払う。ただ勘定書きに入っているの2重に支払わないように要注意。
カンボジア
ガイドへのチップは1日当たり10~20ドル。ポーターやタクシーの運転手にも1~2ドル払うのが流儀。現地の人の収入は低いので、わずかなお金でも彼らにとっては貴重である。
香港
多くのレストランでは10%のサービス料が加算されている。タクシーに乗ったときは小額のチップをお忘れなく。
日本
日本では、ガイド以外にチップは不要だ。一流のガイドだったら50~100ドルのチップを払った方がいい。
ラージャスターン州(インド)
レストランでは10%のサービス料がとられる。また支払いのときは現地通貨のルピーを用意すること。外貨は拒否される。
上海
上海は中国のほかの都市と違って、チップ文化が普及している。勘定にサービス料が入っているが、実際にはサービス係りにはいかないので、直接チップをあげるのもいい。
スリランカ
ホテルのサービス係りにいちいちチップを渡す必要はなく、チェックアウトのときにフロントにある小箱に入れればいい。相場はひと晩10~20ドル。
タイ
レストランではサービス料が込みになっており、チップは不要。タクシーに乗るときは、荷物が重かったらチップを渡すべき。
ウズベキスタン
レストランでは10%のサービス料が込み。ガイドへのチップは1日15~25ドルが相場。
ベトナム
ベトナム市内は物価がとても高い。そのためガイドや運転手にとってチップは生活の糧。ガイドには1日10~20ドル、運転手にはその半分くらいを渡した方がいい。ホテルのポーターやルーム係りには1~2ドルを。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月11日