何度かの雪が続き、北方の気温は低下し続けている。先週はマイナス10度にまで下がった。気温が低下するに従い人々は、自身の体が凍り付くだけでなく、iPhoneが「風邪」を引くことも発見した。つまり自動的にシャットダウンするのだ。これはいったいどういうことなのか。
シャットダウンした後、ホームボタンと電源ボタンを一緒に押し、5秒すれば普通に起動する。アップルストアで見てもらっても、何の問題も見つからない。
iPhoneのリチウム電気が機能できる温度は0~35度で、もし0度以下、あるいは35度以上になると電池機能が低下する可能性がある。そして0度をかなり下回ると自動的にシャットダウンするというのが、唯一の合理的な解釈である。
アップル社の公式ホームページには以下のような説明が見られる。「気温が0~35度の環境でiOSを使用してください。低温や高温の環境では、温度調節のため、装置の変更をする可能性があります。有効とする気温を下回る寒冷な環境でのiOS端末の使用は、電池の持ちが一時的に短くなり、シャットダウンする可能性があります。気温の高い環境に戻れば、電池の持ち時間は正常に回復します」。
記者はアップル社のアフターサービスに電話してみた。同社スタッフによると、アップルのスマホが最も快適に使える気温は22度で、0~35度の間で使用することを推奨しているという。気温がかなり高い、またはかなり低い環境にある場合、スマホの速度が低下する可能性があるという。0度以下の状況では、スマホは自動凍結状態になる可能性がある。つまり自動的にシャットダウンするのだ。同様に、35度以上の環境では電池が過度に熱くなるのを察知し、自動的にシャットダウンする。
そのためiPhoneユーザーは、寒い時には常に自動シャットダウンの可能性があることを頭に入れておいたほうがいい。この問題に対する技術的解決方法はまだ現れていない。外出する際は、スマホをくるんで寒さから守ったほうがいいかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月6日