22日、知春路を歩く市民。昨日は今回の大気汚染で最も深刻な一日となった。同日24時に、「赤色警報」が解除された。
22日24時、89時間に渡る赤色警報が解除された。統計データによると、4日間で計11万2800台余りの車が、ナンバープレートの偶数・奇数による交通規制に違反した。
大気品質の観測・予報・分析によると、北京の本日の大気品質は北から南へと徐々に改善されていく。24日には寒波が強まり、大気品質が「良好」の水準に達する。本日はナンバープレートの交通規制が解除され、全市の幼稚園と小中学校も授業を再開した。
22日は今回の大気汚染の4日目で、汚染が最も深刻な一日となった。午前8時、弱めの高気圧の影響により、南部と北部の大気品質に大きな差が生じた。北部は軽度から中度の汚染水準で、市街地6区は重度汚染水準となり、南部は6級厳重汚染状態を維持した。
午後に入ると汚染がさらに深刻化し、夕方には高水準の濃度となった。18時の観測データによると、南西部のPM2.5の濃度は565μg/m3、市街地6区は455μg/m3、南東部は353μg/m3、北東部は290μg/m3、北西部は265μg/m3となった。全市の大気品質は、6級厳重汚染水準になった。
大気品質のリアルタイム観測によると、全市35カ所(1カ所はデータ損失)の観測点のうち、22日18時にPM2.5の濃度が500μg/m3以上に達したのは5カ所で、うち南西部の複数の地域で濃度が高くなり、700μg/m3に迫った。