連休中、外食産業も盛り上がりを見せた。家族や親戚・友人との食事が中心となり、「インターネット+」が外食産業のモデルチェンジ・アップグレードを後押しした。北京の多くの有名外食店は、大晦日の夜は予約で満席となった。春節中の予約率も8割を超えた。杭州市の大手外食店では、除夜の晩餐の予約が困難になった。重慶阿興記大飯店、海徳酒店など27社の外食企業は、美団や百度糯米などのECサイトを使い、年越し料理の共同購入クーポンを販売した。売上は前年同期比16.6%増の837万元に達した。
文化・レジャーの人気も高かった。全国の映画館の旧暦1月1−3日の興行収入は17億減弱に達し、昨年の連休全体の興行収入に近づいた。前年同期比では約8割増。冬季五輪の招致成功により、スキーがブームとなっている。北京市や河北省などのスキー場が混雑し、市民はスポーツにより新年を迎えた。伝統イベント、レジャー・旅行、文化・娯楽などの消費方法が歓迎されており、体験型の消費、心尽くしの消費が一つの傾向となった。北京の地壇公園、竜潭公園の廟会(廟内の縁日)では、文芸・民俗ショーが約170回催された。旧暦1月1−5日の国内外からの来場者数は延べ162万人に達した。
商務部は、「観測状況を見ると、春節連休中の各地の市場では、十分な量、さまざまな種類の商品が供給され、価格も全体的に安定した」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月15日
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