世界最高額の奨学金、総額は7億5000万ドル

世界最高額の奨学金、総額は7億5000万ドル。 スタンフォード大学はこのほど、総額7億5000万ドルの「ナイト・ヘネシー奨学金」を設立した…

タグ: 奨学金,最大級,申請

発信時間: 2016-02-29 15:07:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

スタンフォード大学はこのほど、総額7億5000万ドルの「ナイト・ヘネシー奨学金」を設立した。米ナイキ創業者のナイト氏の4億ドルの寄付が含まれる。全額が寄付で賄われる奨学金制度としては世界最大級の奨学金で、その8割以上が受給者の学費と生活費に使われる。

同奨学金は毎年、世界中から100人の学生を選抜する。アジア人、アフリカ人、欧州人でも、成績優秀で優れたリーダーシップを発揮でき、かつ在学中の大学から推薦されれば、100人中の1人になれるかもしれない。

受給者は3年をかけ修士号や博士号を取得する。さらにリーダーシップやイノベーションの研修、その他の専門的なカリキュラムを受講する。

それでは、いつ申請すれば良いのだろうか?

スタンフォード大学が学術顧問委員会を開き、生徒募集およびカリキュラムの基準を決定する。関連基準は、2017年1−2月に公開される。同校は2017年夏に申請を受け付け、2018年秋に1期生を入学させる。

この奨学金は、アラブ首長国連邦のニューヨーク大学アブダビ校という、超リッチな大学を思い出させる。

この大学は「神のような大学」と呼ばれ、毎年の合格率は1.65%のみと、世界で最も合格が難しい大学の一つだ。校内のすべての費用はアラブ政府から支給される。大学の奨学金は、合格したすべての学生を支給対象とする。これには4年間のすべての学費、食費、住宅費、課外活動、医療保険、小遣い、帰国用の往復航空券2枚が含まれる。4年間で、約3460万円の奨学金となる。つまり学生はこの4年間で、学習のためにお金を1円も支払う必要がない。

ローズ奨学金

ローズ奨学金は世界で最も有名な奨学金制度の一つで、「世界で申請が最も難しい奨学金」と呼ばれている。この約40人の首脳、約70人のグローバル企業の取締役・CEO、約10人のノーベル受賞者を生んだ奨学金は、2015年に初めて中国に進出した。

中国人として初めてローズ奨学金の受給対象となった4人は、昨年12月に発表された。彼らは実に華やかな経歴を持つ。毎年約5万ポンドの奨学金を受給する彼らは、今年10月からオックスフォード大学で修士課程もしくは博士課程に在学する。

さらにローズ奨学金は豊かな人だけが受給者になれるわけではない。選考委員会は、苦しい生活で自らを磨いてきた若者は、苦労知らずの御曹司よりも選ばれやすいとしている。当然ながら、さらに次の条件を満たす必要がある。

1.秀でた学習能力

2.学習以外の成績(スポーツ、芸術、スピーチなど)

3.人助けを好む品格

4.リーダーになる潜在力(最重要)

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年2月29日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。