不安定な世界経済情勢、原油価格および大口商品価格の変動、通貨安、地政学的リスクといった要因により、世界主要都市の生活費にも新たな変化が生じている。
英エコノミスト誌の調査期間は3月10日、最新の世界生活費ランキングを発表した。
元安にも関わらず、中国の主要都市の順位が上昇している。上海の生活費は東京と並び、香港は世界2位につけた。
世界の不安定な政治・経済情勢とドル高により、ニューヨークがトップ10入りした。シンガポールは再び、生活費が世界で最も高額な都市になった。最下位はザンビアの首都ルサカ。
シンガポールが再び生活費が世界で最も高額な都市になり、香港、ソウルと共にトップ10入りしたアジアの都市となった。
ドル相場が10年ぶりの高水準となっており、米国各年の生活費が他国よりも高くなっている。ニューヨークは2002年ぶりに10位入りを果たした。
南アジアの都市の生活費は、低水準を維持した。インドとパキスタンの5都市が、生活費が最も安い10都市に入った。銅価格の低下による量的緩和策により、ザンビアの首都ルサカは世界で生活費が最も低い都市になった。その生活費は世界で最も高額なシンガポールの3分の1のみ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月14日
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