韓流ドラマ「太陽の末裔」が本国で大ヒットしている。放送回を重ねるごとに人気が高まり、第10話では31.6%を記録。自己最高視聴率を更新した。今後もその勢いは続きそうだ。
一方、日本の総合ポータルサイトであるgooでは、「どうして韓国人男性は『太陽の末裔』が嫌いなのか」という話題で盛り上がっている。
日本メディアの報道によると、「太陽の末裔」はソン・ジュンギを筆頭とする大スターが出演しながら、むずがゆくなるほどの甘いセリフと、うっとりするほどの筋肉を披露しているとした上で、これらの魅力は女性だけを惹きつけると指摘。男性の視聴者にとっては、高視聴率を獲得できるほどの良さを見いだせないとしている。
同報道では、韓国メディアの関連記事やSNSでの評価などを使いながら、さらに踏み込んだ評論をしている。
「太陽の末裔」は、中央アジア地域にある架空の国家・ウルクの災害現場を舞台に、海外派兵された特殊戦司令部隊のユ・シジン大尉と、外科医のカン・モヨンの間で繰り広げられるラブストーリー。
ドラマでは韓国陸軍の描写が多い。ドラマを見た兵役経験のある韓国人男性の大部分が、「ドラマと現実の差が大きすぎる」と述べている。
「朝鮮日報」は、「このドラマで軍隊生活が豊富に描かれると同時に刺激的なアクションシーンも数多く盛り込まれている。不思議なのは、男性視聴者からの評価が低いことだ。多くの男性が“これら非常識なセリフは、私なら絶対に言わない”、“妻が熱心にこのドラマを見ているが、私は冷ややかな目で見るばかりだ”」と考えている。