同記事では、従軍経験のある年輩者の見方を紹介している。「軍隊の生活はドラマで描かれるほどかっこよくはない。男性にとって最も恐ろしいのは再度軍隊に行くこと。この点ははっきりさせておきたい」。
ツイッターでのコメントには、男性視聴者たちの本音が寄せられている。
@misty8628さんは、「『太陽の末裔』に出てくる軍人たちはみんなかっこよく、軍服もスマート。現実と全く違う。感情移入ができないどころか、まともに観ていられない」とコメント。
@misty8628さんの「軍服がかっこよすぎるのが非現実的だ」との指摘に対し、他の韓国人男性ユーザーは、「現実社会の男たちは黒縁メガネを掛けた世間知らずばかりだ」とした上で、ドラマに出てくるような男性は現実にはほとんど存在しないとコメントしている。また、統一支給される軍服は、基本的にブカブカであり、ドラマに出てくるような「スマート型」ではないと述べている。
@classicmsc5さんは、「ツイッターのタイムラインに『太陽の末裔』が流れていたから17分35秒だけ観た。なんというか、全然リアルじゃない。漫画を見ながら科学を語る感じ……」とコメント。
もちろん、男性視聴者の多くは「これは単なるテレビドラマ。楽しめればそれでいい」と思っている。
このテレビドラマで表現されるものが「非現実的」と考えるのは、現実の軍隊でつらい体験をしてきた韓国人男性だけなのかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月31日