生徒の恋愛に対する大学側の態度は、各校によって大きく異なっている。天津大学を含む多くの大学は、開放的な恋愛の態度を受け入れ、これを奨励している。その他の大学は過度に保守的な、伝統的な恋愛観を持っている。浙江大学は2013年に校内にポスターを張り、成否に関わらず、在学中に一度は恋愛すべきだと奨励した。
広東財経大学は同年、恋愛中の学生が結婚前に性行為に及んだ場合、退学処分を検討すると発表した。
吉林建築大学は2015年、キャンパス内で男子と女子は手を繋いではいけないという既定を設けた。
王さんは、「天津大学は作成が恋愛の授業を開講することに対して、積極的な反応を示した。約800人が聴講している。社会は本件にさまざまな反応を示している」と述べた。
あるSNSユーザーは、「単位と結び付けられた恋愛が純粋であろうか?」と疑問を呈した。別のユーザーはこの授業について、「生徒が恋愛相手を探すことを許すような授業だ」とコメントした。
このような批判を受けても、王さんは尻込みしていない。「教員と心理学者に知識を教えてもらうほか、余計な問題への介入を防ごうとしている。生徒は成熟した態度で恋愛問題を処理できるはずだ」
実際に恋愛できたかどうかは、最終的な評価基準にはならない。王さんは、「5回出席し恋愛観に関する2000字のレポートを提出すれば、高得点を取ることができる」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月1日
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