中国少年児童新聞出版総社の李学謙社長は、「児童文学の題材は種類が豊富だが、リアリズムの創作の道を貫いている。写実主義を貫く作家のうち、曹氏は非常に秀でた作家の一人だ。曹氏の作品は中国の多くの児童を感動させ、海外の読者の心を打ち、中国を認識する一つの窓口になった」と指摘した。
ドイツの挿絵画家は曹氏の「草房子」の挿絵を担当した時の印象について、「作品の人物と物語に感動させられたことは一度のことではない。作品のすべてのページに挿絵を作りたい衝動に駆られたこともある」と話した。
曹氏は1954年に江蘇省塩城市に生まれる。現在は北京大学文学部教授。代表作は「草房子」「青銅葵花」「火印」「大王書」シリーズ、「我的息子皮卡」シリーズ、「丁丁当当」シリーズなど。主な学術論文は「中国八十年代文学現象研究」など。多くの作品が英語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語などに翻訳されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月5日
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