タイの政府高官は12日、飲酒運転を厳しく取り締まるため、タイは違反者に新たな罰則を設け、死体安置所での勤務を命じることを明らかにした。
タイの刑務所管理部門の役員によると、「死体安置所での懺悔」案は議会で可決され、飲酒運転が招く危害と結果を伝えることを目的としたもの。
同役員は、「これまでに飲酒運転の違反者に病院での勤務を命じたことがあるが、死体安置所で勤務させることで、飲酒運転による事故がどのような結果を招くかをよりはっきりと分からせることができる」と話す。
タイは「世界一道路が危険な国」の1つとされている。世界保健機関の統計によると、タイの交通事故による死者は年間約2万4000人である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月14日