英ダラムの住民であるトーマスさん(53)は、怒りをつのらせている。保証期間内のパナソニックのテレビが、修理を拒否されたからだ。テレビが壊れたのは品質問題ではなく、トーマスさんの喫煙のせいだというのだ。
トーマスさんは2012年に、パナソニック製42型フラットテレビを800ポンドで購入したが、数年後に画面に影が出るようになったという。5年内は保証期間であるため、トーマスさんはテレビを修理に送った。ところが意外にも、修理を拒否されたのだ。
12日付英デイリー・メール紙によると、パナソニックの広報担当は「調査によると、テレビ内部に煙が入っていた。テレビのヤニの匂いもこれを証明している。画面の影の原因はこれだ。つまり品質問題ではないため、保証対象には当たらない」と述べた。
トーマスさんはこの理由に憤り、「私と妻は確かに喫煙者で、毎日20本ほど吸う。だがいつも同じ部屋で吸っているわけではなく、喫煙時にも窓を開けているから、室内に煙が充満しているわけではない。煙のせいだからといって修理しないとは恥知らずで、正しい対応ではない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月14日