(三)女子の方が高成績
中国大陸部の各地区の省級高考状元のうち、北京市の女子が69.44%と全国一の比率を占めている。2位の遼寧省は68.57%、3位の福建省は66.67%。うち全国19省・直轄市・自治区の女子の比率が男子を上回り、黒竜江省、天津市、河北省、江蘇省、福建省、遼寧省などでは60%以上に達した。男女平等が進み、保護者は娘の高品質の教育のため投資しようとしている。大学入試科目は言語類が多く、記憶力を試す試験内容が多い。また女子の方が男子よりも成熟し落ち着いており、きめ細やかで我慢強い。これは大学入試、特に高考状元で「女子が男子に勝る」傾向が見られる大きな原因だ。
(四)高考状元は広州市が最多
艾瑞深中国校友会網がこのほど発表した、高考状元を最も多く輩出する都市ランキング(2016年版)によると、広州市は2000−15年に38人の省級高考状元を輩出し、全国最多となった。広州市は中国で最も多く高考状元を輩出する都市、「高考状元の揺籃」と呼べる。2位から10位は銀川市(31人)、ウルムチ市と西安市(各30人)、海口市(27人)、昆明市(26人)、成都市(22人)、貴陽市(21人)、長春市(19人)、蘭州市(18人)の順。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月12日