北京で働く出稼ぎ労働者359人がこのほど、大学卒業証書を取得した。彼らは「首都農民大学生助推計画」(以下、助推計画)の第1陣学生で、最年長の学生は48歳。
2014年初め、北京市の東城区職業大学は「助推計画」を打ち出し、北京で働く農村戸籍者及びある部署と1年以上の労働契約を結ぶ高校(または同等の学歴)卒業生に大学で学ぶ機会を与えた。「助推計画」によると、学員が社会人大学入試に順調に合格した場合、2年半の学習期間中、出稼ぎ労働の大学生1人当たり学費の70~80%を支援し、将来返済することになっている。東城区職業大学は今回の計画に参加する出稼ぎ労働者に企業管理、会計、不動産管理、人的資源管理、コンピュータ情報管理、ホテル管理、広告デザインなどの学部を開放した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月7日